段々と暖かくなってきて、
焼き芋シーズンも終盤となりました。
冬になると家で焼き芋をするにはどうしたらいい?
という質問を多く頂きます。
もちろん、ネットで調べればたくさん情報はでてくるのですが、
情報が多すぎて、結局のところどうすればいいのかわからない、
というのが自分の意見でして、
特に、アルミは巻いたほうがいいのか、巻かないほうがいいのか、
というのが判断できなかったので、実際にやってみました。
※追記:手間を掛けずに家庭用のオーブントースターでつくるなら、
という前提でやってみました。
使ったさつまいもは、京丹後市の砂地で栽培されているさつまいも
「まいこ金時」です。
有名な鳴門金時と同様のホクホク系のおいしいさつまいもです。
なぜ、この品種を使ったかというと、今オススメだからということと、
「安納芋」に代表される蜜芋系のさつまいもだと、
そもそも甘さが強すぎてどうやってもおいしくなる気がしたからです。
実は、こういう記事を書こうと思ったのは、以前こんな記事を見たから。
【保存版】アルミは巻くな! 焼き芋を自宅で完璧に焼く極意をプロに聞いてきた! – みんなのごはん
寒い季節になると食べたくなるものと言えば、焼き芋もそのひとつですよね。運よく「いしや~きいも~」と聞こえてくれば良いのですが、なかなかそうもいきません。となれば専門店やスーパーで買ったりするのでしょうが、自宅で美味しく焼ければ最高です。というわけで、バーグハンバーグバーグのまきのさんが、豪徳寺ににある「やきいも専門店ふじ」さんにうかがって秘訣を訊いてきました。常識は覆されたでしょうか。(豪徳寺・経堂のグルメ・ランチ)
みんなのごはん
コンベクションオーブンで、紅はるか焼いたらそらおいしいやろうし、
店主の方はそもそも芋が美味しいから、とも仰っていまして
それもそうだろうとは思うのですが、やはり比較してみないとということで
思い立った次第です。
ということで、同じサイズのまいこ金時を片方はアルミを巻いて、
片方はそのままでトースターにいれました。
使ったトースターは5000円以下で買えそうな普通のトースターです。
これで500wで45分加熱しました。
45分後の結果はこちらです。
こっちがアルミで巻いた方の断面です。
こっちがそのままの断面です。
結論ですが、アルミで巻いた方は45分では中がまだ硬くて時間が足りていませんでした。
何もなしの方は、バッチリ。完璧な焼き芋〜〜〜って感じでした。
ただ、ただですよ、アルミで巻いたほうがわずかに甘く感じる???
と思って、アルミ芋を追加で15分トースターで焼きました。
その写真はもう面倒になったので無いのですが、
やはりこちらの方が甘く感じました。
ということで、個人的な結論ですが、
家庭用のトースターでやる場合はアルミ巻いたほうが甘く感じる、
ということになりました。
というより、やはり低い温度でじっくりやるに越したことはない
これが、焼き芋づくりの基本だな、と思い直しました。
ただし、裸で焼いてもまずいっていうことではないです。
これでも十分すぎるほどにおいしいです。
裸のほうが早くできますしね。
そこまでこだわる気がなくて早く食べたかったら裸で焼けばいいです。
芋はホイルで包むと包まないでは焼き上がりの味が違う – デイリーポータルZ
芋をホイルと新聞紙で包む、ホイルだけで包む、包まないの3通りで焼き比べた。 (古賀及子)
デイリーポータルZ
こういう記事もありますが、手間をかけすぎていてよくわからないです。
家でこどもが待っているのにこんなことやってられないという方も多いと思いますし、
そういう方は、そもそもがおいしいサツマイモを買ってきて、
裸でトースターで十分だということが、私の結論です。